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石井県令の蔦紅葉 [古民家・人形]

盛岡市の保存建造物である「旧石井県令私邸」

明治20年頃の建築とされ 市内で最も古い洋風建築物とされています

第2代県令石井省一郎の私邸で 地階 屋根裏部屋のあるヨーロッパ民家風の煉瓦組積造りです

    

    

    

 

これは先週の日曜日の様子です

「近代化遺産 全国一斉公開」の催しがあり 何箇所か見て廻りました

他の場所も機会があればアップしたいと思います

 

さて今日の石井県令は 全ての蔦が紅葉し 建物全体が赤く輝いていることでしょう


遠野の旅 番外編 [古民家・人形]

あなたは18歳以上ですか?

 

YES!    は   こっち   →      

 

NO!     は   こっち   →      

 

                 押してくれる?

 

 

 

は~~~い!!  YESを押した明治生まれのみんなぁ

18歳以上の証明はいらないよお

だってみんな 百歳以上だんべ?

どんどん入場してくんなましやぁ・・・・・・。

 

 

自然石でやんすが 男岩 女岩でがんす

自然の造形の素晴らしさ! と言ったところでやんすなぁ

 

実際は ごく小さな石でがんすが 見事な出来栄えだすなぁ

     

あちこちに それらしき自然石が・・・・・・・

こういった所謂コンセイサマ(金勢様)は 男女の縁結び、子孫繁栄、安産などを願い 信仰されたものと

言われでるようだなっす

 

次は ふるさと村に展示されている 恐ろしき 奴等を紹介するでがんす

 

どっか~~~~ん   

強烈だなぁ  巨大な一物にはよく見ると 5円玉や10円玉などの硬貨が挟まれてるんだ

あ~痛々しい・・・・

さてこの後 村内を散策していると 少し前を歩いていた外人さんの

「ホーッホッホ  ホーッホ オ===ウ」

なんだか獣じみた笑い声が 聞こえてきたのす

夢中になって カメラを構えていたんだ    バックから失礼!!

その撮影対象が

これだ!

     

ドッカ~~ン       ドッカン       ドドドッカン

 

 

いやぁ 外人さん 珍しかったんだべな  

確かに外国でこんなもんを信仰の対象にしてるなんて 有り得ないもんな

いつまでも 写真を撮り続ける外人さんを置いて そっと離れたわらしっこで やんした

 

外人さんの案内役の若い日本の女性は 流石に遠く離れた場所で 手持ち無沙汰に外人さんを待って

らっけよ

これで番外編 R18指定編は おしまいです

コスモスが綺麗に 咲いでらっけよ 


遠野の旅 南部曲がり屋 [古民家・人形]

旧南部領には「南部曲がり家」という民家が存在しました

L型の家屋に 人間と馬が暮らす形式のものでした

馬産地であった南部では馬は家族も同然だったから 同じ家屋で暮らすことへの抵抗はなかったので

しょう

この曲がり家  何か見覚えはありませんか?

 

りんちゃん もいます

     

NHK連続朝のテレビ小説「どんど晴れ」で 柾樹の父を演じる 奥田 瑛二さん

彼が住んでいた家が ここ「大野どん」の家です

ここでアトリエなどの部屋は増築して 撮影が行われたそうです

風の又三郎も嵐の夜に現れましたっけね

ここは「遠野ふるさと村」の敷地内にある曲がり家なんです

施設内には 奥田 瑛二さんのサインもありました

このドラマに彼が出演するとは思いませんでした

多芸多才 容姿もいいし もてるんだろうなぁ 

 

次回はこの施設内の家屋と風景を紹介しましょうか


郷愁の風景 [古民家・人形]

遠野の写真整理に時間がかかっています

今しばらく お待ちください

 

さて その前に 

盛岡の思わずほっとするような 懐かしい空間

そんな空間を 少しお届けしましょうか

7月下旬の撮影になります

場所は鉈屋町

藩政時代からの旧い町並みの残る 癒し空間です

(その町並みは 後日アップします   今回は昭和レトロ編?  ^-^)

 

 

 

 

 

       

 

今日の盛岡は 最高気温35.5度だったようです

盆地である盛岡は 夏は暑く 冬は寒い とても過ごしやすい?土地柄のようです・・・^-^


ござ九 [古民家・人形]

盛岡市内を流れる 清流 中津川(なかつがわ)

市内を流れる川にもかかわらず 鮭の遡上する清流として市民に親しまれています

 

中津川 沿いに 「ござ九」 の土塀と土蔵が広がっています

(電信柱 邪魔だなぁ・・・・)

「ござ九」は 文化13年(1816)創業 ござと畳 わら細工 竹細工などの手工芸品や荒物

を扱う豪商でした   地元では 「ござくさん」 と呼ばれ その景観から盛岡を代表する場

所でもあります 

 

(ほんとに邪魔だなぁ)

この川沿いには 「紺屋町番屋」 「深沢 紅子 野の花美術館」 「岩手銀行中の橋支店」等

盛岡を代表する建造物や美術館があり 観光客の散策ルートでもあります

みちのくの小京都 などとも呼ばれることのある盛岡ですが このような景観と

 

慶長14年(1609)に架けられた 「上の橋」(かみのはし)と擬宝珠などが京都の風景を思

い起こさせるのでしょうか

                                           (4月8日 中津川にて)

 

 


武家屋敷パート2 [古民家・人形]

角館紹介の第2回目

今回は武家屋敷の内部を紹介します

青柳家に伝わる 武器類が展示された一角です

 

当時のお姫様のお召し物でしょうか 今でも色鮮やかです

 

でたぁ~      前回アップの お人形です

青柳家に伝わるものですが 年代は不明  藩政時代から明治 大正

 昭和と伝わるものですが さていつ頃のものか? 

 

 

 

 

青柳家を後にして  隣接する石黒家へと向かいます

 

 

 

時期外れですが 当家に伝わる雛人形を飾っています

 

欄間が実に素晴らしい

確か桧を使った欄間ということでしたが 亀が遊ぶ周囲には年輪をう

まく利用した波紋が広がります 

そして・・・・・・・・・・・・・・・・

 

この欄間に続く隣の部屋の壁には

亀の泳ぐ様が影絵のように映し出されます 

質素と倹約を旨とした武家の屋敷にも このような遊び心の仕掛けが

あったことに少しほっとして 時を越えて楽しんでしまいました

 

今年の桜の時期  枝垂桜に埋め尽くされるみちのくの小京都

機会があれば是非訪れたいものです

皆さんもいかがですか?


南昌荘のひなまつり [古民家・人形]

先週は「インファナル・アフェア」に はまりました

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この映画 ハリウッドでリメイクされ「ディパーテッド」というタイトルでア

カデミー作品賞を受賞したのは記憶に新しいところですね

香港映画ですが なるほどハリウッドでリメイクされた理由がわかりま

すね

テンポの良さに加え なにしろストーリーが巧みで飽きさせない

必見の映画ですよ

さて 今日はひなまつりですね

休日の合った連れ合いと共に 南昌荘のひなまつりに出かけました

南昌荘は盛岡出身の実業家 瀬川安五郎が明治18年頃に邸宅とし

て建て 今日に残る明治期の邸宅 庭園です

       

敷地面積1100坪 建坪170坪の邸内には 数多くのひな人形が飾

 

られています

これは江戸時代の頃のもの 桃太郎や弁慶 牛若丸もいますね

当時はひな人形の他に このようなものも飾られたそうですよ

享保びな(1716~36年) 大型のものは45~60センチもあったそう

豪華な衣装がこの人形からも見てとれますね

              

このお人形は 昔の子どもがおんぶして遊んだそうですが 懐かしい

なぁ と言う方もいらっしゃるのでは?   

 

                                

ここまでが一応ひなまつり編です

この先は 邸宅 庭園の一部を写したものです

              

 

二階の縁側で 陽射しを浴びながら 庭園を眺めるなんて 至福の時

間だったんでしょうね

南昌荘は  事業の失敗などで持ち主の手を離れ その後次々と所有

者が変わり 最終的に大手マンション業者が買収し 取り壊される運

命だったものを 生協が買い取り 現在に至っています

維持管理のために様々な催しが行われ 我々市民も邸内を見学する

ことができるのです

            

 

 

 

今日は天気もよく 近くの北上川では白鳥の飛びまわる姿も見られま

した  

青空の下 夫婦でのんびりと散策し こうして過ごせる幸せをかみしめ

ました

今日も 明日も 平凡であっても淡々とした日々を過ごせれば 多くの

ものは望むまい  そう思わせる ひとときでした

 

 

 


ひな遊ぶ [古民家・人形]

更新が滞っています(冷や汗)

年度末ともなれば 公私共に多忙なのでした(言い訳ばっか・・・・)

そんななか 盛岡市の保護庭園となっている一ノ倉邸で 「ひな遊ぶ」

いう催しが行われていると聞き 行ってきました

 

花巻人形(土人形)の雛飾りが迎えてくれます

花巻人形は 京都の伏見人形の流れをくみ 東北地方では仙台市の

堤人形 山形米沢市の相良人形と共に 三指に入る名品と言われる

そうです

 

 

ここで飾られているものは 殆どが市民からの提供によるものだそう

で その為 完全な姿で残っていない雛飾りも多いとのこと

    

                  

 

 

 

広い邸宅のあちこちに 様々な年代の雛飾りが飾られていました

「ひな遊ぶ」 とは ひな人形に拘らず 他にも様々な人形を飾り楽しみ

ましょう と言うことらしいです

抹茶と和菓子のセット(有料)を頂き つかの間の古きよき時代の雰囲

気を 味わってきました(今日は夫婦で楽しみました) 

ひっきりなしに 訪れる方々の多いことに びっくりでした

雛祭りが近くなると 春ももうすぐだなぁ と 感じますね

 

先週 買い求めた花々も 今週は満開です

陽射し も暖かくなってきました

ガラス越しの陽射しを浴びていると・・・・・

 

うつら うつら    ^-^ 

 

(スキンをワイドに変えました いかがですか??)

(更新に手一杯で 皆さんのところへお邪魔もできません)

(長~~~い目で 見守ってやってください)

(すみません・・・・・・・)

 


町家と旧暦のひな祭り [古民家・人形]

先週の4月1日、2日は旧暦のひな祭りということ、盛岡は鉈屋町界隈に残る

藩政時代の町家(まちや)において、各家に伝わるひな人形を展示し、一般の

方々にも開放して見せましょうという催しがありました。

12軒ほどの町家が開放され、多くの女性客で賑わっていました。

現在も当時の建物を保存しながら、また改築しながら住んでいる方々が、貴重

なひな人形を展示し、かつ屋内を開放するのですから、その好意に対して失礼

のないように、撮影させていただきました。

従って、フラッシュも使用せず撮った写真のため、ブレや鮮明さに欠ける写真

ばかりですが、勘弁してください。

 

町並みの一部、このような町家があちこちに点在しています。

 

 

 今回のイベントのポスターです。

 

 

 

 

 

                   

      

ひとつひとつのひな人形に、いつの時代のものか説明入りだったのですが、私

のカメラ技術ではこれ位に写すので精一杯でした。 

見る人が見れば、その時代や、貴重さが判るのでしょうね。

それにしても、当時の町並みや建物、代々伝えてきたであろう貴重な品々、全

てが、古いものを大切にして伝えていく、強い意志によって守られています。 

この貴重な町並みも、近く道路拡幅によって移転、取り壊しの可能性もあると

聞きます。  是非この町並み、旧き良きもの、を後世に伝えるべく、保存に少

しでも協力していきたいと考えています。

            

 


南部曲り家から民話を贈る [古民家・人形]

昨夜からの雪が降り積もり、今朝起きてみれば、30cmの降雪が・・・。

積雪は、50cmを超えたかも、12月としては最近にないほどの雪でした。

各地で雪の被害が出ているようですが、年末は穏やかな気候であってほしいと

願っております。

 

では、前回に引き続き、民話「オシラサマ」のはじまりはじまり~~~~い!!

 

 尚、以下の話は「遠野むかしばなし 鈴木サツ自選50話」を参照とし、抜粋し

たもので、文中の方言などは一部編集したものとなります。(原本どおりではあ

りません)

 

ささ、みんな周りさあずまって、ねまって(座って)けろ。

 

昔、あったずもな。

あるどこに、父(とど)と母(がが)ど、めんけぇ娘っこどあったずものな。 

そごの家(え)に、立派な男の馬っこあったずもな。

その娘っこぁ、年頃(とすごろ)になってぇば、ますます美しぐなったずが、いっつ

も馬屋(まや)の木戸さ行っておっかがって、馬ど話したり笑ったりしていだずも

な。  父ぁそれを見て、あの娘っこぁなにすて馬ど話したり笑ったりしてるべど

思って、ある時(どぎ)聞いてみだずもな。

そうしてぇば、その娘っこ「そんだって、おらぁ、馬と夫婦になるもの」って言った

ずもな。  そうしてぇば、その父ぁごせやいで(腹をたてて)、「はらあんべわり

(不愉快だ)人間と畜生が夫婦になるなんずう、ばがなごどぁ、あるもんでねぇ、

おめもおめだが、馬も馬だ」ずしま(と言ってすぐ)、馬ぁ引っ張りだすて、裏の

畑の桑の木さぁ、馬ぁずるずるど引っ張り上げだずもな。

 

そんで、鉈だの鎌持ってって、その馬の皮、剥ぎ始めだずもな。

娘っこそれ見て「とどぉ、むごいやな。やめでけろ」ってオイオイ泣いだずども、

とどぁごせやけでだがら、聞がながったど。  そすて馬の皮半分ばがりはいで

ぇば、馬ぁ、はあ、死んでしまったずもな。

そすて、今少しではぎ上げっどぎ、馬の皮、フワッーと飛んできて、そごで泣い

でだ娘、スポッと包んで、天さ上ってしまったずもな。

 

さあ、がが、それ見て、オイオイ、オイオイって泣ぐ。 とども、さあ、すぐったご

ど(大変なこと)したど思ったずもな。  馬ば目に会わせべど思ったども、娘っ

こまでこんなになるべど、夢にも思わながったど。

とどど、がが、三日も四日も泣ぎ明がすたずもな。

そしてぇば、ある晩、娘ぁ夢枕に立って、「おれの親不孝、なんじょにが(どうか)

許してけろ」「おれぁ、悪い星のもどさ生まれだために、親孝行もせぇねぇで天さ

来てしまったがら、許すてけろ」「その代わり、来年の3月14日の朝間、土間の

臼のなが、見でけろ」「そせば、臼のながさ、ぺぇっこな虫ぁいっぺぇいっから、

馬吊るして殺した桑の木の葉っぱ取って来て、食(か)せでけろ」

「そりゃ、トドッコずう虫で、30日もあずがうと(養うと)繭っこになっから、繭っこ

になったらいど(糸)取って、機を織って、その織物売って、とどどがが、暮らし

立ででけろ」ずう夢見だずもな。

 

そすて、二人すて3月14日待ったずもな。 待って待って待っていでぇば、その

日がきたずもな。 朝間、早ぐ起きてがが、なにとりおぎ(とりあえず)土間の臼

の中見だずもな。  そしてぇば、馬の頭っこみでぇな、ぺぇっこな虫ぁ、グジャ

グジャど、いっぺぇいだずもな。

娘っこにおへられでる(教えられている)すけ、馬吊るして殺した桑の木の葉っ

ぱ、取って来て食(か)せだずもな。

 

 30日あずがってえば、大きぐなって、繭っこになったずもな。

がが、糸取って、機織って、織物売って、暮らしたでだんだど。

そごで、とどどがが、馬吊るして殺した桑の木で、娘っこの面っこど、馬の頭っ

こ、こしゃぇで(こしらえて)祀ったのが、オシラサマなんだど。

オシラサマずうものは、養蚕の神様でもあれば、目の神様でもあれば、おなご

(女)の病気の神様でもあれば、まだ、オシラサマのある家(え)さ、良い事(ご

ど)あればある、悪い事(ごど)あればあるってお知らせする、お知らせの神様

でもあるんだどさ。

どんどはれぇ。

 

 遠野では、語りべのおばあさんが民話を話してくれる観光施設があります。

又、旧家では今もオシラサマが祀られているそうです。

上の 方言は、同じ南部訛りでも盛岡弁とは微妙に違いがあります。

別の機会に遠野民話を津軽弁で・・・・・・というとんでもないこと考えています。

 では皆様  メリー・クリスマス!!(記事に似合わないなあ^^)

  

 

 

 

 

 

 


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