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天台寺のめんこいお地蔵さん [石像]

岩手県二戸市(旧浄法寺町)  八葉山 天台寺(はちようざん てんだいじ)

奈良時代(728年)には開山し、当時の日本最北の仏教文化の地として栄えていたと伝えられていま

瀬戸内 寂聴さんが住職を務めていたことで全国的に有名になりましたが、以上のような理由からも、

東北の辺境の地にありながらも、歴史ある貴重な古刹と呼ばれる所以でしょう

国指定重要文化財の木造聖観音像、木造十一面観音立像、本堂、仁王門や県指定文化財の数多くの

貴重な文化財を保有しています

 

しかし今回は、参道や寺院内に数多く設置されている可愛いお地蔵さんに着目!!

様々な表情をお楽しみください ^-^

(尚この中には、寂聴さん自身が彫られた地蔵さんも設置されているそうですが、それがどれかは誰に

もわからないですね)

でも、それがどのお地蔵さんか、想像しながらめんこいお地蔵さん とくとご覧あれ!!

 

 

 

          

   

     

   

    

      

    

頭に緑の苔の生えたお地蔵さん・・・よくできました!!可愛くてたまんないです^-^ 


巨石像たち [石像]

忙しさの中で、更新も滞りがちですね・・・。

この1週間は、暖かな日が続き、雪も殆ど溶けてしまいました。

まだ2月、このまま春に向かうとも思えませんが、穏やかな日が続きそうです。

 

さて、盛岡は八幡宮の近くに、十六羅漢の公園があります。

 天保8年(1837年)~嘉永2年(1849年)の間に造られた石像で、十六羅漢

像と五智如来像の合計21体の丸彫りの巨石像である。

南部藩の4大飢饉といわれる、元禄、宝暦、天明、天保の大凶作の際の餓死

者の供養のために造立されたものといわれている。

 

ここは公園、四方から羅漢像が見守るなかで、子ども達が遊びに興じていた。

 

 

 

流れる時間が一瞬止まってしまうような、妙な空間ではあります。

 

 

市内にはもう一つ、巨石像があります。 像高158cm。

写真では大きさが伝わらないが、花崗岩の巨石を丸彫りしたもの。

 

南部藩主夫人、於俊の方の菩薩を弔うため元禄7年(1694年)に建立された

もので、現在は「田中の地蔵さん」「四ツ家の地蔵さん」の愛称で呼ばれ、安産

や家業繁栄の守り地蔵として親しまれている。

 

どちらも現在の我々の暮らしの中にごく自然に溶け込んでいて、ともにこの時

代を過ごしている。

彼らの過ごしてきた年月の長さを思う。

彼らが今まで眺めてきたであろう人間の営みに思いを巡らす。

 

彼らのつぶやきを聞いてみたいものである。

 


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